大分ぶらり旅~猿の王国、高崎山編~
だいぶ遡るのですが、2月の頭に祖母の家に滞在した際久しぶりに大分をぶらりしたので、軽く記事にまとめようと思います。
大分駅は数年前、全て建て替わりめんどくさいホームも一新される大規模工事が行われました。駅ビルも大きなものが建てられ、スタバやらなんやらが駅前にそろったので地方都市としてはまあまあ便利な環境になったんじゃないかなぁと思います。
ちなみに、高い温泉や展望台も出来上がりましたw
大分の星、大友宗麟さん。大分が必死に大河ドラマにしてもらおうとしています。最近の大河ドラマは九州の扱いが雑で島津にいたっては蛮族になっていたので、そろそろ作品が来てもいいのではと思います。個人的には武士道の逸話が多い立花道雪や宗重、高橋紹運のほうが面白い話がかけると思います。
ザビエルさんもいます。
さて、まずは駅前のバスに乗り、最近何かとニュースが流れる猿の王国、高崎山へ。
高崎山では猿が飼育員に恋をしたり、ボスが死んだからと言ってニュースになったり、猿の名前がイギリス王女と同じだからと問題にするクレーマーが出てきたりと話題の尽きない場所です。
ここの猿は人にとても慣れているため、近づいても目を合わせ続けたり手を出したりしない限りは襲ってくることはない平和な猿ワールドです。
ですが、ここの猿はあくまで野生の猿。手を出されても自己責任です。
どういうシステムかというと、高崎山の近辺には猿の群れがA,B,Cと3群います(A群は今行方不明だそうです)。この猿が人間との共存と管理を兼ねて作られたのが高崎山の餌場。群れの力関係で滞在時間が変動するらしいですが、おおむね交代でこの餌場に来ます。餌場に来た猿たちに1時間に一度、餌をあげている施設がこの高崎山です。
この餌場に来たり野外観察を行い、今誰がボスか?子ザルたちの育成状況やえさの供給が十分にできているか?を研究しているのがこの高崎山の飼育員です。猿は餌が足りなくなると、周辺の別府や農村に降りてきて作物を食い荒らすので大切な活動なのです。
餌の時間になるとどこからともなく大量の猿たちが人間なんかお構いなしに集まってきます。ちょっと怖いですよwでも、一生懸命麦の粒を集めて食べ、数分後には一粒残らず食べてしまう様子はちょっとほほえましいです。
時期によってはかわいい猿の幼稚園も見ることができます。ほほえましいw
高崎山はもともと城山。岬に立つやまなので360度監視するのが役目でした。海の向こうからの四国勢力と南からの侵略に備えていたんですね。
次は海卵を記事にします、お楽しみに~。