ぶらぶら小旅行~鶏肉が美味しい府内城~
御城としてはそんなに楽しめないけどご飯はおいしいぞ!
府内城は大分駅から歩いて10分?くらいで到着します。
水堀と石垣は美しいですが、コンクリなどがむき出しでちょっとがっかり。それもそのはず、この石垣の中は近隣の官公庁舎の駐車場になっているのです。ガッカリ。
見るところが少なかったので逸話を一つ。
府内城の石垣は堀に面した部分の真ん中あたりがぽっかりと空いており、そこには仏像と簡易的な祠があります。
府内城の石垣を建造する際、川からの湧水により難航を極めました。そこで石田三成の娘婿の福原直高は人柱を立てるお触れを出しました。お触れには、人柱を出した遺族には一生安泰に暮らせるよう保証すると書かれていました。それを見たお宮という女性は、自分を犠牲にして親孝行を成すことを考え、自らを犠牲にして人柱になりました。それから毎月、お参りをする風習ができたということです。
日本は目立っていませんが、人柱やいけにえの風習が色濃く残っていた国でした。府内城ができたのは江戸初期であるため、400年程度しかたっていません。日本の文化を少し考える瞬間でした。
食事は、とり天定食にステーキがついて1400円くらいだったかな?という驚異的なランチです!美味しかったー!
場所は、「あんとれ」という駅ちかのおしゃれなお店です。